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[ 2024/05/05 22:38 | ]
チァーイカ開発5
予定変更せざるを得なくなりました。
ちょっと試してみたところ、車両側は自動旋回を利かせて急速前進していればビームを9割方回避できてしまいました。
高度を50mまで落としても大差なく、3機がかりで攻撃しても大差なく。
これでは撃破は不可能です。
バジはこれを利用して生存を図るつもりでいたので、まったく予見できなかったわけではないものの。

命中率が低い原因としては、まず狙撃自体の予測方式が周回機動に対応していないことが挙げられます。
狙撃は直線移動を予測しますが、実際の機動は曲線的になります。
この誤差の分だけ遅れた位置にビームが着弾します。
前々回の記事で「自動旋回を切ると危険」と言ったのはこれを利用できなくなるということです。

加減速を繰り返す急速前進では、直進したときにはその前後に着弾が散らばることが予想されます。
しかし周回軌道によって生じる誤差はそれよりも大きいらしく、すべての着弾が後方に逸れます。

ただ、命中率の低い原因は他にもあるように感じます。
たとえば、敵が一定の速度で前進するときは命中弾が見込めるのですが、実際に命中しはじめるまでのわずかな時間、敵位置からほんのり遅れた位置に着弾が集中します。
相手が加速しているなら当然といえど、急速前進から前進へと減速する場合にもコレが起るというのが解せません。

銃身と砲塔の旋回に起因するものならば、予測射撃のときのように相手を追い越すのではないかと推測しますが、どうなっているんでしょう。


と、ここで思いついたのですが。
予測射撃のときは、銃身の旋回に対して砲塔の旋回が遅いことが前提条件でした。
腕だけが先行して相手を狙いに行き、さらに砲塔の旋回が加わることで照準点が相手を通り越した地点に留まる現象が発生していました。
その逆だということは、チァーイカは、銃身の旋回に対して砲塔の旋回が早いということではないでしょうか。

…いや、違う。違います。
それで説明しようとすると銃身が砲塔に連動するという前提を壊さないといけなくなります。
砲塔が旋回するときに、銃身が置いていかれるなんて、ない。はずです。

たしかこのあたりのことをgingerさんが書かれていたような記憶があったので、探し出してきました

注目すべきはこの部分です。

>照準する点が、砲塔が現在向いている角度プラスマイナス銃身補正角度以内にない場合、銃身は最も左を向く。

敵位置からほんのり遅れた位置に命中すると書いたのは、相手を右側に捉えて射撃したときのこと。
このときに「銃身は最も左を向く」の状態になっていたと仮定すると、これはつまり「砲塔が旋回するときに銃身が置いていかれた」のと同義になります。

この考察が正しいとすれば、反対に敵を左側に捉えて射撃した場合には、砲旋回が完了するまでの間、相手の未来位置よりほんの少し先に着弾点をずらせるはずです。
周回機動による誤差には負けると思いますが、少しでもそれを緩和できる可能性があります。

……うーむ、何度か試してみたのですが、プラシーボじゃなかろうかと。
どちらにせよ命中率は1割を超えません。
やはり予定変更は免れないようです。

敵を左側に捉えて攻撃するのはバグ利用だ!なんてことになったら面白かったのですが。

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[ 2012/11/07 23:00 | Comments(0) | 未選択 ]

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